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2023.03.31

食だけじゃない、“氷見の恵み”

fws.staff
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ふるさとワーホリスタッフ

“氷見のまだ見ぬ魅力”

そんなものを探しに来たこの旅ですが、事前に調べていても、実際に氷見に来てからも見つかるのはやはりザ・氷見の魅力である海と山の恵みの豊かさ”です。さらにそれとの関連で、今ここで獲れるものを味わう姿勢は、当たり前のようにこの街に根付いていることも何度も感じます。

(みらいエンジン配布 「LOCAL LIFE HIMI」より ※まちのタマル場や市役所で配布中)

 

また氷見は食そのものだけでなく、それを獲ったり育てたりする漁の方法や農業の在り方までもが魅力的ですし、それからフィッシュレザーからは魚は食べるだけではないということを教わりました。

 

しかし、氷見の恵みはそれだけではありません。実は氷見の属する富山県は“温泉や銭湯へのひと月当たりの消費額”が日本で7位です。かつてより街中の銭湯文化が芽生え、今でも形や場所は変われど氷見市内だけでもたくさんのお風呂場が海沿いを中心にあります。

(グーグルマップより 「日帰り 入浴 氷見市内」で検索)

 

そして今回は、この中でも街の中心部に位置し、眺めも申し分なく、また地元の方の支持も厚い氷見番屋街の『総湯』と、例外的に山間部にある『神代温泉(こうじろ)』に向かいました。

 

まずは氷見番屋街の『総湯』へと向かいます。マップだと『ひみ番屋街 足湯』に隠れていますが、海からすぐ近く。周りには商店街や道の駅『氷見』もあります。

(写真は土曜日の朝六時。館からは湯気がもくもく立ち上ります)

 

私の思うこの場所の魅力は、一つに土日祝日に朝7時から営業していること。ちなみに私が行ったのは開店10分前くらいでしたが、すでに続々と地元の方と思しきご婦人方が中へと入っていっており、私もそれに続いて中へと入りました。営業時間が早いと何が良いかと言えば、海から昇る朝日を全身に浴びてその日一日元気に生きられます

(温泉の内部はこんな感じ:著者制作)

 

総湯の温泉は地下1000Mから汲み上げられたもので、塩っぽいこのお湯は血流促進などの効果があるそう。あとは温泉の温度がいくつかあり、気分でいろいろと選ぶことができるほか、じっくりと体を温めることができる炭酸風呂や水風呂を用いて交互浴もできます。他にもサウナも併設されており、もう永遠と居られそう。700円という価格もありがたい。

ちなみに図にも立山と富山湾を書いたのですが、この辺りの天気は特に冬場がとても移り変わりやすいのだとか。なのでイミングによってはこんな景色が眺められるかも。

これは前回の三年前に氷見に来た時に撮った写真なのですが、写真手前からの雨雲で氷見上空は一気に暗くなりました。しかしまだ奥の方にはその雨雲が断片的にしか届いておらず、いい具合に天使の梯子とも呼ばれる光芒が雲の切れ間から現れました。さらに奥の方にはその光に照らされて立体感の増した立山の景色を望むことができたのです。実は今回もこんな景色をまたカメラで納めたかったのですが、良くも悪くも天候が良いまま安定していたためこうした眺めを拝むことが今回は叶いませんでした。

 

そしてもう一つ。これが今回のイチオシの『神代温泉』

(道中の車窓はこんな感じ)

“かみだい”と書いて、“こうじろ”と読みます。春めく田畑や集落を横目に、商店街から車で15分かからないくらいの山あいに温泉はあります。

 

神代温泉は聞くところによると、意外と氷見市内の方で行かれる方は多くなく、神代の女将によるとどちらかと言えば高岡や羽咋(はくい)、それから富山市内からのお客さんが多いとか。とはいえこの温泉は温泉好きにはたまらない場所で、行けばきっと誰かに紹介したくなりますよ

さっそくお風呂の内部もご紹介します。

(神代温泉 男湯内部図:著者制作)

 

図にも書いたのですが、湯船は大人4~5人でいっぱいになりそうな大きさのものが一つあります。この点、いろいろな過ごし方のできる最近のお風呂と比べると一見魅力に欠けるかもしれませんが、こういった静かで、かつ良いお湯に身をゆっくりとゆだねることができるお風呂もまたいいなと思います。温度は湧き出してから自然に温度が下がるのを待って注がれているので柔らかく、お風呂の温度は肌感で39度くらいと冬でも十分心地よく入れます。また500円という価格もリーズナブルで、もし私の地元にもここがあれば絶対に通うなと思いました。

 

そしてもう一つ、これは神代温泉の受付のカウンターなのですが、長年ここを愛する方々の名刺などが貼り付けられてまるで寺社の建物のようになっています。中には富山市内のDJさんなども20年以上に渡って通われているとか。今日も高岡からいらっしゃっていた男性にお会いしましたが、「たまにきちゃうんですよね」とニンマリされていました。

戦後間もなくの昭和25年頃に石油を掘る目的で掘ると目的外の温泉が湧いたとか。この辺りでは珍しい塩分だけでなく、鉄分も濃いため含鉄泉と呼ばれるお湯のカテゴリーに属すことから、氷見の“有馬温泉”とも言えます。その後昭和30年くらいから今のように温泉の営業をはじめ、今でも続けていらっしゃいます。

 

営業時間は実は結構長く午前10時から午後7時半までですが、最近は午後からの営業が多いとか。以前はもう少し遅くまでやられており、富山からの常連さんも仕事終わりに来られていたほどだったそうです。またもともと不定休なので、もしここを目当てに行くならひと言電話で確認してからぜひ行かれてみるのがおすすめです。建物こそ古くなれど、お風呂場や脱衣所は気持ちよく使えるように女将さんが守って下さっており、安心して利用できるはずです。

 

―今日の一枚―

実はこれ、私の写真ではありません(笑)。今回は3月5日に氷見市の中央町で開催された『きたのはしマルシェ』で親しくなった氷見のシェアハウスにお住いのムロイさんに頂いたお写真です(掲載許可はいただいています)。どうやら2月28日の朝は立山が浮き立つほどの絶景だったとか。やはり風景写真は現地の方にはかないません…。とてもきれいなお写真のご提供ありがとうございました!

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