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2025.04.22

ひみのひみつ、ひみつカレーさんへ行ってきたよ!

下野さつき
下野さつき
移住相談員

こんにちは!みらいエンジンスタッフ(地域おこし協力隊)の下野です。今回は氷見にある、「ひみつカレー」さんへ取材し色々聞いてきました。その時の様子をお届けします。

まず以前から気になっていた店の名前の由来を聞いてみたところ、「ひみつカレーのひみつはひみつです」と、素敵な笑顔で答えてくれたのは店主の仲さん。ようやく秘密を聞けると思ったのに残念です(笑)中学生と高校生のお子さん二人を育てながら氷見市と富山市に2店舗あるカレー屋さんを切り盛りされています。

氷見店は国道160号線沿いにお店があります。8番らーめんと焼肉たなかに挟まれているような形のひみつカレーさん。氷見駅からは車で5分ほどのところです。

以前はとんかつ屋さんの店舗だったようで、看板には当時の名残が。

今から13年前にスナックを間借りした形ではじまったひみつカレー。仲さんのお友達のお母さんや地域のお母さんたちに食べてほしいと思い、当時は1日10食限定だったそうです。店内に小上りの席があり、お母さん達が授乳をしながらカレーを食べるというまるで家で食べているかのような居心地のよさ。(戸を閉めたら周りには見えないようになっている)自分のご飯を作る時間もないくらいに赤ちゃんのお世話は大変なので、そんなお店があると毎日行きたくなりますね。

絵本とおもちゃ

店内には絵本やおもちゃなど、子連れにうれしいアイテムを置いてくれていて子連れで気軽に来店できる。

娘も大好きなメニュー、甘口キーマカレー。

そのときどきによってメニューは変わるそうです。どれもおいしそうで選ぶのに迷ってしまいますね。テイクアウトしても店内で食べてもOK。(※こちらは取材時のメニューです)

迷ったときはあいがけメニュー

2種類のカレーを選んで食べられるという、優柔不断なわたしにとって有難いシステム。(笑)ぬぐいパンというパンはサービスでもらえて、食べ終わったらこのパンでぬぐって食べるというシステム。お客さんからしてみたら、最後まで食べきれるしお店側からしてみたら、お皿がきれいになり食器洗いの負担が減りますね。

ひとりでも気兼ねなく食べに行ける

カレー屋さんを始めようと思った一番の理由は、「ご飯屋さんをひとりでやっていくには大変だけどカレーは仕込みをしておけば営業時はごはんによそうだけ。小さい子供を抱えながらでもできる。」そんな仲さんの一番好きな食べ物は実はうどん。てっきりカレーだと思っていたのでびっくり。(笑)ただ、毎日カレーを食べないとなんだか物足りなさを感じるそうです。

仲さんの地元は大阪にあって25年間関西にいたそうです。結婚を機に氷見へ移住されたそうで、私も兵庫県出身なので関西トークで盛り上がりました。

仲さんが小学6年生の時、学校の合唱発表会で「かんぶりのうた」という歌を歌う授業がありました。歌詞の中に氷見の海は~の部分があって氷見をその時初めて知ったそうです。「歌詞のぶりぶり~という部分を聞きはじめて聞いたときはクラスメート全員でおお笑いしていたけど、本番は涙を流して感動した思い出の曲なんです。時を経て、7年前に声楽家の先生と知り合い、この曲を歌いたいと思い「寒ぶりコーラス部」が結成され、氷見で「かんぶりのうた」を歌うという夢がかないました。」

仲さんのもう一つの夢、インドへ行くこと。なんと4月に行くことが決まったそうです。今まで行きたいと思っていても、タイミングが合わずに行くことができなかったが、昨年偶然出会った友人と意気投合しインドへ行くことに。縁があれば、すごい早さで物事が進んでいったそうです。

「カレー屋をやっていると、インドへ行ったことあるんですかってよく聞かれます。修行を経て、作っているというわけではなかったからどこか後ろめたさがあって。現地のカレーを食べて、自分のカレーを探す旅にしたい。私が作りたいカレーとは何か、自分自身に問いたい。」インドから帰ってきた仲さんがつくるひみつカレー、今から食べるのが楽しみですね。

 

お店のインスタグラムはこちら▶ひみつカレー

 

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