こんにちは!みらいエンジンスタッフ(地域おこし協力隊)の下野です。薮田(やぶた)地区の地域行事、芋ほり会に参加してきましたのでその時の様子をお届けします。
薮田は氷見市街地から海沿いを北の方へ車で走って10分ほどの場所にあります。薮田に住んでいる方や、お孫さんなどの方が参加できる行事となっていて私は住んでいないのですが、薮田で畑の作業をしているときに、誘っていただいたので行ってきました。
区長さんの説明
9時30分、薮田コミュニティセンターに集合です。体育館の中で区長さんのお話を聞きます。「江戸時代にこの地域で食べ物がなくて困っていました。そのとき、さつまいもの種を植えたら、たくさん収穫できたので飢えを乗り越えられたそうです。薮田地区ではさつまいもを毎年植えて、このお話を伝承しています。」と、説明してくれました。
畑まで移動します
ここから150メートルほど歩いた場所にある畑に移動します。小さいお子さんから中学生まで多くの子供たちが参加していました。
畑につきました
お芋さん顔を出していますね。畑を管理してくれているみなさんで、子供たちが掘りやすいように事前に準備してくれていました。
本来は長いツルがあるよ
「こんなに長いツルがあったんだよ~」と区長さんが見せてくれました。6月に植えた小さな種芋から約4か月で約1メートル50センチにも伸びるそうです。畑の管理と作業をしてくれた皆さんへ掘る前に感謝の言葉をみんなで言います、せーの「ありがとうございました!!」
芋ほり開始!
それぞれ好きな位置について、さぁみんなで頑張って掘りますよ。
何個くっついてるかな?
ひとつの株に8個もついている芋を掘った子もいました。たくさんついてるかな?
あら、折れちゃった
きれいに抜くのってむずかしいね。ちょうど、娘の学校で学習発表会があって、1年生は「おおきなかぶ」の劇でした。みんなで「うんとこしょ、どっこいしょ」と言いながら抜きましたよ。
わ~い
大きい立派なお芋が抜けました。ふかふかの土でたくさん栄養を吸ったお芋は大きく育っていて、暑い夏の中管理してくれたお陰ですね。改めて食べるときに感謝しましょう。
みて~!こんなにおおきいよ!
丁寧に土を落として
途中でちぎれないように、周りの土を丁寧に取ってから掘っていくときれいにとれるかも?
品種は「紅はるか」
とてもきれいな赤紫色です。お土産にお芋を持って帰ることが出来ました!家ではさつまいもごはんにしてみました。しっとり甘くて塩の味付けだけでとってもおいしかったです。
区長さんクイズ
作業が終わって、体育館に戻ってきました。サツマイモクイズを区長さんが出してくれて、サツマイモに関するお勉強です。正解すると「お~すごいね、いい子だね~」と褒めてくれてうれしい。(笑)
ほくほく焼き芋
クイズの後はお待ちかねの焼き芋タイムです。できたてのお芋は格別においしい~。子供たちもパクパク食べていました。
豚汁とおにぎり
なんと焼き芋だけでなく、さつまいもとたっぷり具材が入った豚汁(自家製みそ)とおにぎりも握ってくださっていて、地域のお母さんたち、おいしいご飯をありがとうございます!
おかわりもしてお腹いーっぱい。
遊べるコーナーもあったよ
朝から至れり尽くせりなのに、さらに体育館の中はゲームコーナーも用意してくれていました。ボールを投げて当たったらお菓子がもらえちゃう。これとは別で、駄菓子のセットとジュースを子供ひとり一袋もらえました。
大きなスクリーンにうつしてスイッチのゲームを体験するコーナーもあって、子供たちは「ここ最高!ずっといたい」と言っていました(笑)
コミュニティセンターの横の公園
こんなに色々してもらっていいの?!と驚きました・・。子供たちのために地域の方や大人が動いてくれて準備してくれたんですね。子供たちの楽しそうな笑顔を見て、大事な思い出のひとつになったらいいなぁ~と思いました。
氷見のお友達親子を誘っていきましたが、今まで住んでいながらも地域行事に参加したことなかったようで、とても喜んでもらえました。これからもいろんな行事に参加して氷見のことをもっと知りたいですね。