こんにちは。考えるパンKOPPEのたけぞえあゆみです。
今日は、4月に行われた「花の里・くまなしウォーク」をご紹介します。
集合場所は国道415号線沿いの熊無集会所。「くまなし応援歌」の子どもたちの元気な歌声が響きます。朝8時半頃に到着しましたが、交通整理の方、受付の方、そしてお弁当を作ってくださる方々。たくさんの地区の皆さんがすでに用意をしてくださっていました。
実はこのイベント、参加者50人の募集が一週間で定員になってしまうほど大人気なんですよ。今日は、一緒に花の里をめぐりましょう。
お話を聴き、みんなで準備体操をして、さあ出発!
「ようこそ!熊無へ!」と記されたくまなしガイドMAPには、ツバキや桜などの地区指定保存木や地区指定文化財が記されています。年二回、地区で協力して草刈りをなさってこの環境を維持をしているそうで、頭が下がります。今日は日本ツバキ協会会員の丸山志郎さんの解説を伺いながら、ご案内いただきます。
見晴らしの良い丘で、ヤッホー!棚田が見えます。地区では過去に地滑りがあったそうですが、協力して整備したんだそうです。すごい!
クロード=モネの「睡蓮」のような池と桜。この桜は「源三郎の枝垂桜」と名付けられており、他にも地区の方のお名前を冠した立派な木がたくさんあります。
約500本のツバキが咲き誇る「つばきの庭」で、花びらの押寿司をいただきました。ほんのり甘酸っぱくて、ペロリといただきます。
ちょうど雨が強まったときでしたが、机には、色とりどりに活けられた様々な品種のツバキが並んでいました。どんな花器にも似合いますね。雨に濡れて艶やかに、立派に咲いて、私たちを迎えてくれました。今年は雨でお目に書かれませんでしたが、お琴の演奏が披露される年もあるようですよ。
雨が止んで、散策の再会です。桜並木を歩きます。
野の花もかわいいね。
時々山菜にも出会いながら、新緑のトンネルをくぐり抜けて
こちらではネクタリンやいちじくなどの果樹の栽培を行っておられるそうです。去年はなかった立派な畑。実りの時が楽しみです。
枝垂桜のアーチの下を歩いて、ラストスパート
ゴール!お天気もすっかりよくなりました。たくさん歩いて、楽しかったね。
そしてお楽しみのお弁当をいただきます。地域の食材を使って、熊無で受けつがれてきた伝承料理です。「打ち豆」や「干しずいき」などの保存食もめずらしく、旬のたけのこご飯も美味しい。デザートまで熊無の食材で作られていて、熊無伝承料理保存会の皆さまが心を込めて料理くださる様子が目に浮かびます。みんなで美味しくいただきました。ごちそうさまです。
毎年4月に行われているこのイベントは、3月から申し込みが始まります。ぜひ「花の里・くまなし」を訪れてくださいね。