こんにちは。岩田です。
すっかりお正月ムードが落ち着き、普段通りの氷見に。最近は雨やらみぞれやら、天気が悪い日々が続いています。
今回は、氷見の温泉のご紹介。氷見には海もあれば、山もあれば、温泉もある!!家族から一人でも楽しめるアクティビティが揃う氷見。その中でも日帰り入浴できる源泉かけ流しの岩風呂「潮の香亭(しおのかてい)」さんのご紹介!
源泉は氷見岩井戸温泉です。「潮の香亭」さんはくつろぎの宿「うみあかり」さんの別館の日帰り温泉施設です。従業員の方から朝夜の両方の時間が楽しめることを聞いたので、私はどちらも伺いました。
朝は視界が開け、岩風呂全体がくっきりと見えます。ここで、朝風呂に入り出勤した日は、いい仕事ができそう!!
次に夜。今は冬場なのでとんでもない湯けむりに包まれます。湯けむりのおかげで写真どころじゃないので実際に入りに行ってみてください。
そもそも氷見温泉郷とは。全国の温泉を紹介するゆこゆこさんより引用させていただいきました。
「富山平野を囲う丘陵地帯に広がる氷見市内に湧く温泉の総称。富山県内にある約150カ所の温泉のうち。約7割の温泉が一帯から湧き出ているという。800〜1300mのボウリングで得られた源泉の温度50度戦後と高く、泉質はナトリウム塩化物泉。火山の爆発時に噴出した堆積物によって閉じ込められた約1500年前の海水が温泉となったもので、やや塩辛いのが特徴。火傷、切り傷、慢性婦人病、皮膚病などに効能があり、『美人になる湯』としても評判だ。」とあります。
上の利用証を見てもちょっと理解が難しいですよね…
ここで少し温泉の知識を勉強しましょう。「温泉ソムリエの癒し温泉ガイド」さんの解説を参考にさせて頂きました。
そもそも、どの温泉も各種の塩類が溶けている液体で、「浸透圧」というのも持っています。
人間の体内にある細胞液と等しい浸透圧を持つ液体を等張圧と言います。これを分類すると以下のようになります。
低張泉 等張液より低い浸透圧をもつ泉質
等張泉 等張液と同じ浸透圧をもつ泉質
高張泉 等張液より高い浸透圧をもつ泉質
浸透圧の隣り合った2つの濃度が異なる溶液を「仕切り」で分けた場合、濃度を一定にしようと濃度の薄い溶液から濃い溶液に水分が移ろうとする力です。なんとなく化学の授業で勉強した方もいるのではないでしょうか?
「潮の香亭」さんのお湯の特徴は温泉成分濃度が高い「高張泉」。温泉の成分が体内に染み込むことで身体の芯から温めることができ、長く浸らずとも保温効果で入浴後もポカポカに。また、汗と一緒に体外へ老廃物や毒素が排出されデトックス効果も期待できます。
確かに、私は一回(おおよそ30分程度)の入浴時間で1日の疲れが癒されるように感じました。
少しはお分り頂けましたか?(説明が下手ですみません…)
より詳しく知りたい方はgoogleに「温泉 浸透圧」で聞いてみてください。多くの情報が載っています。
それでは早速館内へ。
フロント兼売店、クールダウンスペース、お風呂とコンパクトな日帰り温泉施設です。本物の岩を使ったお風呂はゴツゴツとした岩肌と泉質が付着したヌルっとした岩肌のお風呂が楽しめます。
冬場は湯けむりがすごく、夜だとお風呂の全貌が見えないほどです。朝は比較的湯けむりが薄く、写真で見るような景色になります。
「潮の香亭」
利用時間 7:00〜22:00(最終受付 21:30)
入浴料金 500円(12枚綴り 5000円)
※バスタオル、タオルの貸し出しあり
※ボディソープ、シャンプーあり
ここで少しだけ本館の「うみあかり」さんのご紹介!
絶景、海の幸、おもてなし、天然温泉がご自慢の旅館です。冬には有磯海(富山湾)ごしに見える立山連峰が大迫力で望め、氷見を全身で感じながらゆっくりと楽しめます。
「うみあかりさん」= ( 美味しい海の幸 + 泉質自慢の天然温泉 ) × 絶景
下の写真は、昨年10月にオープンしたばかりで、絶景を堪能できる新ダイニングです。
「非日常的な景色」を最大の魅力とし、素晴らしいおもてなしが堪能できる旅館だと思います。氷見へご旅行の際にはオススメのお宿です。(岩田慧一)
氷見温泉郷 くつろぎの宿「うみあかり」
〒935-0422
富山県氷見市宇波10-1
電話 0766-74-2211
FAX 0766-74-2250
HP www.umiakari.jp/index.php